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常陽新聞の匿名報道について

2016/02/20

昨年より常陽新聞を購読しています。

県南、特につくばや土浦の身近な情報が多く載っているので、結構面白く読ませていただいています。

常陽新聞の報道姿勢として感心しているのが、逮捕記事において被疑者の名前を匿名にしているところです。

一般的に、逮捕されたとしても、裁判で有罪とされるまでは必ずしもその人が本当に犯罪を行ったかどうかは定かではありません。

私が経験している限りでも、逮捕された場合であっても起訴まで至らずに釈放されるケースは何度もありますが、逮捕時に実名報道されてしまうと、その被害の回復はまず困難です。当該報道機関で不起訴となったなどと報道してくれればまだ緩和される余地はあるのでしょうが、私の知る限り、一般の事件ではほぼこのような後追いの報道はされていないのが現状です。

特に現在では、インターネット上に転載されてしまうこと等によって、半永久的に逮捕された旨の情報が流れてしまい、社会復帰の大きな妨げになるなど、その弊害が大きくなってきています。(この点に関しては「忘れられる権利」として今大きく問題になっているところです。)

この点からしても常陽新聞の報道姿勢は素晴らしいと常々思っており、購読継続することで陰ながら応援したいなと思っています。

、、とはいっても現時点では横に他の新聞を並べてしまうとほぼ分かってしまうのですが、取り組みとしては素晴らしいと思います。

弁護士 堀 賢介

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